ライオンキング実写版で感じた恐怖感の正体


台風通過中(ただしほぼ被害なし)のお盆は暇です。
昨日から今日にかけて映画を4本も見ちゃいました。

暇だったから、というのが一番大きな理由ではありますが、
ライオンキングは、大きな画面でいいスピーカーで音楽を聴きたいという理由もあり、劇場に足を運びました。

ストーリーはアニメ版と同じですので、ネタバレ感は薄いと思いますが、これから見に行こうかなぁ〜と思っている方は、一応お気をつけくださいませ。

素晴らしいCGの技術

♪な〜ん つぃごんにゃ〜
というあの印象的なオープニングと同時に美しい日の出のシーンから始まりますが、あまりのリアルさに、
「私はディズニー映画を観にきているはずなのに…??」
と軽く混乱しました。
他の方のレビューにもありましたが、ナショジオか?ディスカバリーチャンネルなのか?
みたいな映像です。
もうほぼアニメ感ゼロ!

もうちょっとアニメ感を残しておいてくれてもいいのに…
と感じた人は他にもいたようで、
勝手に顔だけアニメ風に合成しちゃった映像が話題のようです。

本当にCGの技術というのはものすごく進んでいるんだなぁと実感させられました。
寄り添うとか敵対するとか、喜怒哀楽の細かな描写がたくさんありますが、本当に動物が自然に演技しているかのような出来栄えで、これを本当の動物で撮ろうと思ったらきっと10年かかっても無理でしょうね〜。

これから動物を登場させる映画やドラマを作りたいなら、もうこれでいいじゃん〜
というか、動物園、要らなくない?
一日中檻の中で寝そべっているライオンじゃなく、
狩りをするライオンを見られるってことですよ。
VRを使っちゃえば、もうどんな動物の生態も目の前で見放題です。

なにが本当でなにが嘘なのか

でもね、そうなると、一体何がリアルで何がCGなのか、どうやったら区別できるんでしょう?
例えば、それこそナショジオで一年がかりで、世界で初めて撮影に成功しました!みたいな映像を、CGで捏造できちゃうということなんですよ。

ネッシーや妖精、UFOの写真が本物なのか、合成写真なのか、
動画が本物なのか、CG合成されたものなのか、ということは、専門家が詳しく見れば見破れるということになっていますが、
もう一見して素人が判断できるレベルを遥かに超えています。

撮影者、もしくはCGの技術者が「これはリアルです」「これはCGです」と言ってくれなければ判断がつかない時代がやってきたということです。

車載のドライブレコーダーが、事故現場などの証拠に使われることもある時代ですが、それすらCG合成できちゃうとなったら、いったい何が証拠になるというんでしょう。

今はまだVRの機械も大きいし邪魔くさいですが、あっという間に小型化していくことは予測がつきます。
ひゃ〜!もう自分の目で見たことが真実なのかどうかがわからない時代に入っちゃう〜〜
オソロシカ〜〜〜

ライオンキング実写版を見て、技術力の高さに恐怖を感じたのは私だけではないと思うんですが…

この世はすべてイリュージョンだ、という本は私の愛読書なのですが、こういうことだったのか!と、軽くショックを受けております。

興味があれば、こちらの本も読んでみてくださいね。

1981年 村上龍訳
2006年 佐宗鈴夫訳


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