どこかで聞いたことのあるようなタイトルですが…笑
いやでも、まさにその通り!だと思います。
たぶん医療に限らずいろんなものにあてはめられるとも思いますが、地球が新しいフェーズに移行しようとしている今、「ああ、今までおかしいと思っていたことは、こういうしくみだったのね」と知っておけば、安心して生きていけるのかもしれません。
もうコロナなんて怖くなくなりますよ!
そもそも、この本の著者、森田洋之さんのことは存じ上げませんでしたが、たまたま…(もうたまたま、とは思っていないんですけどね。すべては必然ですから)この方の講演会を見る機会がありました。
お話を聞いてみると、現在鹿児島でクリニックを開業されているお医者様で、介護やプライマリケアについていろんな活動をされています。
経済学部から医学部に進学し直した変わり種で、はじめは普通に内科の勤務医だったそうです。
財政破綻をした夕張市の診療所に縁があって2009年から勤務。
ご存知の方も多いかもしれませんが、夕張市は医療崩壊してしまったにも関わらず、むしろ病人が減ったことがわかっています。
森田先生は、夕張で医療や介護の現場を見て、そもそもの医療のあり方に疑問を持ち、もともと経済学を学んでいたこともあり、医療にまつわる様々な数字を検証していったんですね。
結論だけを言うと「現在の日本の医療のシステムは人を幸せにしない」って感じになるでしょうか。
その具体的な数字については、ぜひ本を読んでみてください。とてもわかりやすくまとめられています。
もちろんコロナ関連の数字もいろいろ検証されています。
日本ではパンデミックと騒がれるほどの事態はまったく起きていないこともよくわかります。
森田先生の提唱する「あおいけあ」という介護のお話もとても素敵です。
いろいろと目からうろこが落ちるような事例が紹介されています。
kindle unlimited対象です。
これまで私たちは、どう生きるのが幸せなのか、というところを深く考えてこなかったように思います。
呼吸器や胃ろうなどの管に繋がれて、ベッドから動けずおしゃべりもできずいることが本当に幸せなのか、なぜそれを是とする世の中になってしまったのか、そんなことを考えさせてくれるいい機会になると思います。
P.S.
もっともっと「生きる」ことの意味を追求していくと「魂」にたどり着きます。
今はまだ数字で検証できませんが、近いうちに科学が解明する時代が近づいているんじゃないかなと期待しています。