自宅に来る貴金属買取業者が5万円出すと言ってるんですが…


うちは古い一軒家なので、「使っていないお宝」があると思われるんでしょうかね、
時々「時計や貴金属を買い取ります」という業者が訪ねてきます。
今朝やってきた若者は、
「使用済みの切手や書き損じのはがきなんかでもいいですよ。5万円で買い取ります」
とのたまいまして…。
もちろん玄関に出たのは年老いた母親です。

なぜ品物を見てもいないのに「5万円」なんて言葉が出るんでしょうね?

以前テレビでこのようなタイプの詐欺(というか泥棒)にご注意、
という番組をやっていましたが、おそらくそれだと思われます。

テレビで紹介していた手口は、こんな感じでした。

まず2人組で昼間に訪ねます。
そこでひとりで留守番をしている主婦に、
使っていない貴金属を出させて鑑定、
そこでちょっと意外なほど高く買い取ります。(3万とか5万とか)
主婦を喜ばせたところで、
「ところで奥さん、他に古いお着物とかございますか?」と持ちかけます。
ここで主婦は、着物も高価買取してくれるはずだと思っていますので、
なんの迷いもなく和服を出してしまうのですが…

ここがポイント。
だいたい、和服などは普段あまり使わないものなので、
奥深くにしまってあることが多いため、
納戸とか2階の奥の和室とかに探しにいくわけです。
つまり、その2人組の業者をリビングにしばらく放置することになりますよね。

その間、業者のふりをした泥棒その1が、金目のものを探し出してしまい込みます。
泥棒その2は主婦を心配するふりをして、見張り役となるわけです。

その後、和服もそれなりの金額で買い取ってもらい、
そこそこの金額を手にした主婦は、
気持ちよく業者にお礼を言って帰ってもらいます。
もっと高価なものが盗まれていることに気がつくのは、だいぶ時間が経ってからですし、
その2人組の仕業だと思っていないため、発覚し辛いのだそうです。

こわいですね〜〜〜。

この番組を見る前のことですが、
クリキンディ宅に同じような2人組が来た事があります。
父親の時計コレクションを邪魔に思っていた母親が、
その時に売ってしまったのですが、
最初に訪れたのはひとりでした。

「ではぜひうちの時計を鑑定してください」
と母が言った時に、その業者は電話をかけて仲間をひとり呼んだのです。

残念なことに(?)その時、家には母親だけでなく、
父親もクリキンディも在宅していたため、
家捜しされることもなく、時計もそこその金額で買い取られ、
何事もなく忘れられた出来事になりつつあったのですが、
しばらくしてからその番組を見てゾ〜〜〜っとしました。

このような手口で一番ポイントになるのは、
この業者のふりをした泥棒は、
「とてもいい人そうに見える」ことです。

冒頭に書いた「書き損じのはがきを5万円で買い取ります」の若者は、
なんだか不躾な印象で、ズカズカと玄関に入り込んできたので、
いぶかしく思った母が追い返してしまいました。
だっていかにも怪し気ですよね。まだまだ未熟です。

先に書いた「占いサイト」の記事と同じ手口で、
誰かをだまそうとする人は、
すごく親切なフリをして近づき、気持ちが緩んだところを狙います。
人は「この人はいい人だ」と一度決めたら、
なかなかそれを変更できなくなるため、
何かおかしい?と思っても、「いや何か理由があるに違いない」と思い込んでしまうことが多いのです。

自分の中にある「違和感」ってけっこう大切な指針になることが多いのです。
“Compass of my heart” を磨いてくださいね。

←クリキンディのブログおよびツイートがまとめて見られます。

←たくさんの人に伝わりますように。


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