過去記事をいろいろチェックしていたところ、
「ほめられサロン」の記事が出てきました。
簡単な質問に答えを入力すると、
ひたすらほめてくれる、というだけのプログラムです。
んー懐かしい!5年前だったのね、この記事を書いたのは。
あの時のクリキンディは、
なんだかちっともうれしくない、
でもその理由がよく自分でもわからない、
という状況でした。
このサイト、まだ存在してるんだろうか?と思って見てみたら、
ありましたありました!
「ほめられサロン」
再チャレンジです。
でね、なぜあの時うれしくない、むしろ不快だ!と感じたのか、
なんとなく理由がわかってきました。
たとえば、いろいろと矢継ぎ早にほめてくれるセリフの中に、
「クリキンディってかわいいよね」
「クリキンディの声ってセクシーだよね」
「クリキンディって完璧」
こんな言葉が混じってるんですね。
これは、逆に考えれば、
「かわいいことはほめられることだけど、かわいくない人は価値がない」
「セクシーな声はほめられることだけど、そうじゃない声は魅力がない」
「何でも完璧にできないければ人間としての価値が低い」
と言ってるのと同じじゃないですか。
あはは!
これはまったくうれしくないわー。
つまり、人間のそれぞれの個性を無視して、
一般論で「人間とはこうあるべきだ」という洗脳をしているようなものです。
5年前にはそこまで冷静に分析できてなかったなぁ。
「ほめて伸ばす」
というのは、とても難しい教育方法だと思います。
本人の個性や努力をほめてあげられればいいですが、
子供が、親、または先生にとって都合のいい行動をした時にだけほめるのは、
本人の進む道をゆがめてしまう危険性があるということです。
そう考えると、うかつにほめられないですよね。
だからと言って怒ってばかりじゃもちろんモチベーションを下げるだけです。
ありのままを認めてほめる、
あれ?最近流行ってるじゃん、ありのまま。
時代の流れかもねー!