若々しくありたい?


え〜、今日のタイトルは、どこぞのサプリのキャッチコピーみたいですね…

「若さを保つための方法」みたいな番組、いろいろやってますが、
先日、母が「若さを保てる方法ってのをテレビでやってたから録画しておいたよ!」と、
親切に教えてくれました。
(70代後半の母、ちゃんと自分で録画できますよ!)

普通なら「お!ありがと!早速見てみるわ〜」
と返すところでしょうけれど、
クリキンディ、ちょっとしたトラウマがありまして、
「実際の年齢よりも若く見られたい〜!」という考えや会話に触れると、
ビビビっと、怒りモードのスイッチが入っちゃうんです。

母には申し訳ないと思いつつ、
「なんで若く見られなくちゃいけないのよ!」と、
ケンカを売ってしまいました。

乳が垂れてきたら、寄せてあげなきゃ、って
ワイヤー入りのブラをするから、乳ガンの発生率を高めることになるし、

白髪を染めるために、農薬の30倍の毒性とも言われる薬品を、
頭皮から経皮吸収させたり、

お肌のしわやしみを隠すために、
これまた身体に悪そうな、しかもめっちゃ高い化粧品を使ったり、

なんで、そんな不自然で、身体に悪いことしてまで、
若く見られなくちゃいけないのさ!

ぷんぷん怒っているクリキンディに、
母は、
「若く見られたいというより、生命力あふれる肉体でいたい、ってことじゃないの?」
と軽〜く反論。

あ、なるほど〜
それ一理あるね。

ちゃんちゃん!

って思わず解決しそうになりましたが、
いや、なんか違う、

「若く見られる」と「生命力があふれる」は、同じじゃない!

それは、芝生の枯れてしまった住宅の庭に、緑のペンキを塗って、
いかにも芝生が元気そうに見せている家と同じだと思いませんか?

一見、とてもキレイだけれど、
実際には
「お前はもう死んでいる〜〜」
みたいな状態。

ゴルフ場や、公園が、いい例かもしれませんね。
とてもきれいだけれど、
自然な状態ではない。

私たち人間は、本当は、
無理なく、自然な状態で、生命力あふれる生き方をしたい、と願っているんじゃないんでしょうかね?
その本能的な欲求を、巧妙にすり替えて、
不自然でもいいから、生命力あふれるように見せることが大切、
と思わされていませんかね〜?

ダイエットもそう。
すごくスマートでスタイルのいい友人が
「いやん、もうちょっと痩せたい〜!ダイエットしなくちゃ」
とか言うと、かなりむかつきますが、
これも、
「人間にとって、生命力あふれる若々しい理想の肉体というのは、モデル体型のことである」
と思い込まされているがゆえ、だったりしませんかね〜?

そうして、
まったく栄養価のない、食品のカスのようなものを、
「カロリーゼロで、満腹感が得られる!」
なんてキャッチコピーにひかれて、
べらぼうな金額で購入させられてしまっていたり…

もっと自然でありたい…
ただ、それだけなのになぁ。
なかなか受け入れられないのよね…

自然に生きて、その上で生命力あふれる若々しさを身につけなければ、
説得力はないってことかぁ。

うーむ。

地道にがんばります。
まずは、エレベーターをやめて、階段を使うことかぁ〜!

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