久しぶりに映画館に行って観ました。
ご存知ない方のために簡単に説明すると、
第二次世界大戦の最後の夏、8・15の玉音放送に至るまでの、そこに関わった人たちの事情と苦悩を描いた作品です。
原則的には史実に基づいて作られたストーリーのようです。
まぁ映画なのでいろいろと演出は加えられていると思いますが。
感想を一言で言いましょう。
「字幕スーパーをつけてくれ〜!」
ほんとにセリフが半分ぐらいしか聞き取れませんでした。
なぜ聞き取れないのかと言うと、普段使わない単語が多いし、なんというか、漢字で熟語で会話をしている感じなんです。
例えば…と言いたいところなんですが、本当に聞き取れなかったので説明もできやしない!(笑)
それでも一応日本語の映画なので、なんとなくストーリーは理解できますが、
頭を使い過ぎて、映画に没頭できず、感情移入もできず、消化不良です。
DVDが出たら、日本語字幕を出して再度鑑賞したいと思います。
映画の中身についてもうちょっと感想を言うと、
やっぱり真実は一般庶民には知らされないものなのね、と感じました。
事実を報道することで想像される混乱を避けるために、いろいろねじ曲げられていたのは、今の世もまったく一緒だと思います。
映画のテーマとして一番大きく扱われていたのは「サムライ魂」でしょうか。
第二次世界大戦までは、日本人の心の中にはまだサムライが残っていたんですね。
この戦いの前後では本当にいろんなものが大きく変わったのだと思います。
正直、私にはこのサムライたちは、まったくかっこいいとは思えませんでした。
プライドばかりで、誰も幸せになれず、誰ひとり守れてないじゃん、って感じです。
なんかケチつけてばかりいるみたいになっちゃったので、フォローもしておきますが、
俳優さんは豪華だし、本当にみなさん素晴らしい演技でした。
配役がよかった、と感じるのは本当に演技が上手いということでもあると思います。
きっと見る人によって感想がいろいろあるだろうと思う映画でした。
ご覧になった方はぜひ感想を書き込んでくださいね。