移住しました その8「アメリカ西海岸への旅」


九州移住を一旦は決断したものの、なかなかうまく進まず、
いったいどこへ住めばいいのかと悩んでいたクリキンディ、
そこへまるで御神託のように舞い降りた「ニュージーランド」という国、
これは行くしかない!と勝手に思い込み、
どうやったら行けるのかと少しずつ調べ始めました。

するとニュージーランドでホームステイを受け入れている日本人の奥様を知り、
早速連絡をとってみることに。
しかし、3人目のお子さんを出産されたばかりでこの夏は受け入れが難しいとのお返事…。

スピ的に生きる人は、基本的に無理をしません。
流れを見極めてタイミングよく乗ることこそ、楽に目指す場所にたどり着けることを知っているからです。

なんだろう、ニュージーランドだと思ったのは単なる勘違いだったのか…。

気持ち的にも物理的にも行き場を無くしていたクリキンディに、
あの彼女が手を差し伸べてくれました。
西海岸在住で、クリキンディに移住を勧めてくれた彼女、Eさんです。
「そうか!ニュージーランドじゃなくてアメリカ西海岸だったのか!」
「直感でニュージーランド」説はどこへやら、
これこそ天の救い!と勝手に思い込み、喜んで会いに行きました。

西海岸は今まで何度か旅行で訪れたことがありましたが、
彼女の住む町は初めて!
本当にアメリカらしい、いろいろな場所に連れて行って頂き、
とてもとても楽しい夏休みを過ごさせてもらいました。

マスクなしで深呼吸ができる、雨にあたっても気にならない(そもそもあまり雨も降りませんが…)
道路は広いし、街並みはきれいだし、日差しが明るくてどこへ行ってもお花のいいにおいがする。
何より一番うれしかったのが、そこかしこにハチドリが飛んでいたこと!
(今さらとは思いますが、私のハンドルネームは「ハチドリのクリキンディ」から来ています。)

大切なことを言い忘れていました。
ここでも初日からびっくりするほど大量のおしっこが数日出続けたんです。

広島、長崎に原爆が投下された時、被爆した人々が水を求めて彷徨ったという話が残されています。
放射能にはいろいろな核種がありますが、
その中には人体の水分に大きな反応を与えるものがあるのだと思います。
すごく簡単な例で言うと電子レンジのような。
放射能が降り注ぐ東北で暮らすというのは、
ごくごく弱い電子レンジの中にいるような状態なのではないだろうか、
だから軽い火傷状態の身体が水分を通常よりたくさん蓄えようとしているのではないだろうか、
それでむくんでいるのかもしれない、
だから、放射能のない(少ない)場所へ行くと、
身体が安心して不要な水分を放出しようとするのではないだろうか、
九州とアメリカ西海岸の旅から、そんな仮説を立てました。

クリキンディの未来はここにあったのね、ハチドリはメッセージだったんだわ!(ハート)
思えばEさんとの出会いも運命的でした。
ただ英語はよくわからないし、仕事を見つけるまで時間がかかるだろうなぁ…
宝くじ当たらないかなぁ〜

最初はそんな気持ちだったのですが、滞在しているうちにあることが気になり始めました。
今回私を受入れてくれたEさんはもちろんスピリチュアルにも詳しく、
水や食べ物にも気を使っていて、外へ食事に行く時にも、
なるべく自然な素材を使ったお店を選んで連れていってくれていたのですが、
だからこそアメリカの食文化、食生活についてどうしても受入れ難いと感じてしまったのです。

日本でも農薬や合成肥料、食品添加物や合成調味料、保存料などをすべて避けるのは至難の技ですが、
先進国アメリカでは、遺伝子組換え食品はもちろん、カロリーオフをうたった食品の宝庫です。
以前サンディエゴにホームステイした時に、小学校のサマースクールに参加させてもらったことがあるのですが、
その時子供たちが食べていたランチを見て衝撃を受けました。
サンドイッチならまだましな方で、クラッカーとリンゴ一個とか、冷凍のベビーキャロットのみとか、
もっとひどいとランチボックスにはお菓子が入ってるなんてことも。

やっぱりここも無理かもしれない…
彼女のもてなしに感謝しつつ後ろ髪を引かれながらも、
また振り出しに戻ってしまったクリキンディなのでした。
いったい、いつになったら移住できるんでしょう…。

(その9につづく)

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ブログ版をかなり加筆、修正しています。


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